アキヒロ目線のブログです。最近は何やら趣旨が曖昧です(笑)
2010.12.26 Sun
駕籠真太郎さんの新作『アナモルフォシスの冥獣』読みました〜。


駕籠さんのマンガはいわゆるエログロな作風で、読む人を選びそうではありますが
(僕も始め、表紙を見たとき、めちゃくちゃ気持ち悪かったんですが、読んでしまえば慣れっこw)
『フラクション』と『アナモルフォシスの冥獣』は、ミステリーです。
いやいや、でもかなりエログロなテイストではありますが。
2010年には『フラクション』はバカミスアワードを受賞。
バカミスというのは、「おバカなミステリー」「バカバカしいミステリー」という、作者が意図的にミステリーのオチを脱力するようなネタで描いてしまう、れっきとしたジャンルです。
この『フラクション』でも、作中で「マンガでの叙述トリックの可能性」みたいなのを実践されていたり。
ミステリー好きには(そうでない人にも)、あっと言わせてくれるトリックを読者に仕掛けてくれてます。
そして脱力すること!
「こんなんありかっ!」というふうに。
そして今回の『アナモルフォシスの冥獣』は、本格的なミステリー。
最後のオチ、トリックのネタに大注目です!
絶対にビックリすること間違いなし!
駕籠さんのマンガはいわゆるエログロな作風で、読む人を選びそうではありますが
(僕も始め、表紙を見たとき、めちゃくちゃ気持ち悪かったんですが、読んでしまえば慣れっこw)
『フラクション』と『アナモルフォシスの冥獣』は、ミステリーです。
いやいや、でもかなりエログロなテイストではありますが。
2010年には『フラクション』はバカミスアワードを受賞。
バカミスというのは、「おバカなミステリー」「バカバカしいミステリー」という、作者が意図的にミステリーのオチを脱力するようなネタで描いてしまう、れっきとしたジャンルです。
この『フラクション』でも、作中で「マンガでの叙述トリックの可能性」みたいなのを実践されていたり。
ミステリー好きには(そうでない人にも)、あっと言わせてくれるトリックを読者に仕掛けてくれてます。
そして脱力すること!
「こんなんありかっ!」というふうに。
そして今回の『アナモルフォシスの冥獣』は、本格的なミステリー。
最後のオチ、トリックのネタに大注目です!
絶対にビックリすること間違いなし!
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2010.12.08 Wed
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4796677593
ついにビジネス書がマンガで読める日がやってまいりました!
「お金=信用の創造」。
堀江貴文さんの新書『新・資本論』のマンガ版です。
なんて面白い試み!
ラノベ風ビジネス書『もしドラ』があんだけ売れたので、今後こんな新書のマンガ化、ラノベ化が進むと、よりいっそう手に取りやすいなぁ。
電車の中や、ちょっとした時間の合間にさらっと入門編として。
それにしても、この本。
連載じゃなく、書き下ろしなんです。
原作があるとは言え、それはビジネス書の段階でストーリーにはなってないはずだから、
まずはお話を考えて、ネーム切って、下書きして、ペン入れて……全138ページ!
たぶん、堀江さん自身がストーリーを考えるわけじゃなく、
作家にネームを切らして、その確認だけ堀江さんがやる、っていう形だったんじゃないかと。
クレジットには「画:アイグラフィック」という社名が!
会社を上げての取り組みだったに違いない(笑)
でも、僕の目から見ると、人物画は全部同じ人のペンのタッチのように見え……
なんという恐ろしい試み(笑)
人気があれば、ダイアモンド社とかで連載しちゃえばイイのになぁ〜と思います。
そして、なにより。
今、このへんの市場が僕らみたいなアマチュア漫画家、学生漫画家の狙いめって気がします。
その理由を説明すると、
①こういうビジネス書のマンガ化っていうのは、作風が決まったプロの方には依頼しにくい。
②プロ作家には、出版社と専属契約をしている人が多々いる。
③人気作家ほど、本業の仕事が忙しい。
④ビジネスマンと漫画家の横のつながりがあんまりない。
というのが、本音じゃないかしら。
だからこそ、アマチュア漫画家、学生漫画家の出番だと思いました!
こういう需要がたくさんあるのに、人手があんまり足りていない市場のことを「ブルーオーシャン」と言います。
この豊な土地を率先して拓いていきたいなぁ〜と思う今日この頃。
2010.12.03 Fri
甲斐谷忍さんのマンガ『霊能力者 小田霧響子の嘘』です。
ドラマ化もされたので、この機会に!と思って書店で手に取りました。
このマンガ、タイトルに「霊能力者」と付きますが、そんなスピリチュアルなマンガではなく、
霊能力者を装った主人公:小田霧響子が事件をロジカルにすぱすぱっと解決していくという、1話完結の読みやすい日常ミステリになってます。
なぜ主人公はあえて「霊能力者」を騙っているのか?
「探偵」ではダメなの?
というところが、このマンガのミソでして。
ストーリーは最終的に「犯人はお前だ!逮捕だ!ちゃんちゃん♪」と言って、一件落着するわけではなく、
犯人はなぜ犯罪を起こしたのか?
その犯行を咎めて、逮捕することだけが解決法なのか?
という、「犯人ないしはそれを取り巻く人々の心のケアに、どう小田霧響子が対処するか」ということにもスポットライトが当たっています。
そういう新しい一面も「見えました」。
2010.11.26 Fri
アキヒロは、よしながふみさんのメシ漫画がどうしようもなく好きなんです。


手に入れたのが『きのう何食べた?』と『愛がなくても喰ってゆけます!』。
うまそ〜な料理がいっぱいでてきて、登場人物たちの食欲をわきたたせるコメントにも注目。
そしてなにより、よしながさんのメシ漫画を読むと、悩みなんか不思議とどーでもよくなってしまうんです。
ちょっと理屈っぽく語るとすると、
「マズローの欲求段階説」というのがあってですね。
人間は
1生理的欲求(食べたーい、眠たーい)
↓
2安全の欲求(安全に暮らしたーい)
↓
3親和の欲求(あの殿方とねんごろになりたーい、あのお嬢さんと関わりたーい)
↓
4自我の欲求(もっと私を見て!私ってけっこうすごいのよ!ここにいるのよ!)
↓
5自己実現の欲求(もっと自分の技術を磨きたい、そしてそれを社会に生かしたい!)
という、数字が若ければ若いほど人間の根源的な欲求になり、1が満たされれば2に、2が満たされれば3に、というふうに人間は求める段階を上げようとします。
一方、僕の最近の悩みというのは、「仕事でうまくいかない」とか「○○ちゃんとの関係がうまくいかない」という
おもに3と4と5の段階での悩みです。
3と4と5は、土台の1の欲求段階が満たされてるから、発生する悩み。
ところが、よしながふみさんのメシ漫画というのは「喰いたい!」という1の、超原始的欲求を呼び覚ます漫画なんですよ!
だから、3と4と5の悩みなんてどーでもよくなってしまう(1の欲求を優先的に満たそうとする)のです。
みなさんも一度ご賞味あれ!
手に入れたのが『きのう何食べた?』と『愛がなくても喰ってゆけます!』。
うまそ〜な料理がいっぱいでてきて、登場人物たちの食欲をわきたたせるコメントにも注目。
そしてなにより、よしながさんのメシ漫画を読むと、悩みなんか不思議とどーでもよくなってしまうんです。
ちょっと理屈っぽく語るとすると、
「マズローの欲求段階説」というのがあってですね。
人間は
1生理的欲求(食べたーい、眠たーい)
↓
2安全の欲求(安全に暮らしたーい)
↓
3親和の欲求(あの殿方とねんごろになりたーい、あのお嬢さんと関わりたーい)
↓
4自我の欲求(もっと私を見て!私ってけっこうすごいのよ!ここにいるのよ!)
↓
5自己実現の欲求(もっと自分の技術を磨きたい、そしてそれを社会に生かしたい!)
という、数字が若ければ若いほど人間の根源的な欲求になり、1が満たされれば2に、2が満たされれば3に、というふうに人間は求める段階を上げようとします。
一方、僕の最近の悩みというのは、「仕事でうまくいかない」とか「○○ちゃんとの関係がうまくいかない」という
おもに3と4と5の段階での悩みです。
3と4と5は、土台の1の欲求段階が満たされてるから、発生する悩み。
ところが、よしながふみさんのメシ漫画というのは「喰いたい!」という1の、超原始的欲求を呼び覚ます漫画なんですよ!
だから、3と4と5の悩みなんてどーでもよくなってしまう(1の欲求を優先的に満たそうとする)のです。
みなさんも一度ご賞味あれ!
2010.11.23 Tue
知り合いに「進撃の巨人」をすすめられたので、読みました。
う〜ん・・・おもしろい。
それでちょっとアキヒロなりの考察を書いてみます。
※ネタバレ含みます。
・巨人=エヴァ?
100年前、巨人がすべてを支配する世界で、巨人の餌となった人類は、50mの巨大な壁を3重に立て、巨人と人類を隔離することに成功した。
だが、名ばかりの平和も束の間、突如現れた60m級の巨人(今のところ最大)の出現により、第1の壁は破壊され、人類の生活圏は第2の壁の内側まで後退してしまった・・・。
という、巨人vs人類の壮大なストーリー。
巨人の特徴としては、
・背丈は3m〜15mほど。しかし、5年前に60m級の巨人(確認されてるのは1匹だけ)が出現した。
・巨人は頭を吹っ飛ばしても、1〜2分で再生する。
・しかし、首の後ろに弱点があり、そこを攻撃すれば完全に死ぬ。
・巨人には人間のような知性は確認されていない。
・生殖器はなく、男性のような体つき。
・体は極端に高温。
・人を食らうが、他の生物には全く興味を示さない。
・そのことから、「人を食べる」ことではなく、「殺戮」が目的なのではないかと考えられている。
マンガを読みすすめるうちに、
はて?この巨人はいったいどうやってエネルギーを供給してるの?と思いました。
人間はご飯を食べ、それを動力源にします。
でも、巨人は人間よりももっと体がデカイんだから、その体を動かすための、相応のエネルギーが必要なはず。
だけど
・人を食らうが、他の生物には全く興味を示さない。
・そのことから、「人を食べる」ことではなく、「殺戮」が目的なのではないかと考えられている。
ということ。
そんなことを考えていると、2巻の最後で巨人の中から死んだと思っていた主人公がバァアアアアンと登場!
ここで「なるほど!」
「そうか!」と思いました。
巨人はエヴァなのです。
つまり、生物じゃなく生体兵器なんだと考えるとすべての辻褄が合う!
(ご飯を食べて動くんじゃなく、ガソリンを注入されて動いている、動かされている、という仮説)
中に入って人間が操縦し(操縦席がうなじにあるので、そこが急所になる)、
エネルギーは壁の外のどこかに供給するシステムがある。
そこで、何者かによって「巨人」という生体兵器が開発され、「壁の中の人類」を牽制、もしくは駆逐するために野に放たれている。
巨人に生殖器がないのに数が増えるのも、そうやって「製造」されているからにちがいない。
すると、たった100年で他の巨人とは比べ物にならないくらいのデカイサイズのやつが生まれたのもうなづける(成長や進化するよりも、開発されるほうが圧倒的に早くできる!)
という仮説を思いつきました(笑)
これがもし、全部当たってたらすごい!!
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プロフィール
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アキヒロ
年齢:
36
性別:
男性
誕生日:
1988/10/07
職業:
芸大生
趣味:
漫画、映画、小説、音楽etc
自己紹介:
ほぼ2日おきに、面白かったこと、気づいたことをupしようと思います。調子に乗りすぎず、自重したブログ運営を目指します。
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