忍者ブログ
Admin / Write
アキヒロ目線のブログです。最近は何やら趣旨が曖昧です(笑)
2025.05.01 Thu
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2010.02.01 Mon
今日は「ネタ帳」の話!

作家を目指すにせよ、目指さないにせよ、持っていて便利なのが「ネタ帳」。
僕は基本的に毎日見開き2ページ、「今日の面白かったこと、気づいたこと」を書いてます!


「ネタ帳」を持っていてイイことはね。
①書いたことを忘れられる。
脳に保存できる情報ってのは容量が限られてるから、必要じゃないことはできるだけ忘れたほうがいいよ。
でも本当に忘れちゃダメだから、ノートに書く。
「脳のアーカイバを外に作る」って感じかな!

②話す内容、書く内容が洗練される。
「ネタ帳」には面白さが10点のものから100点のものまで書く。
ここで「書く」っていうのは、言わば「リハーサル」の状態。
友達と話すとき、ブログに書くときみたいな「本番」では、その面白さ10~100点のものの中から、できるだけ点数の高いものを選択して出力できる。
だから必然的に質が上がっちゃうんだ!

③「自分探し」ができる。
書いたことを1ヶ月ごとに見直すと、書かれた回数が多いジャンルとか、どういう目線で書かれているかが分かる。
それで、自分が何に悩んでるのか、本当にやりたいことは何なのかが整理されていいよ。
どっか遠くに行かなくても、「自分」を記録することで前よりもっと「自分のこと」が分かるはずだ!

ちなみに今まで僕がネタ帳に書いたことは…

↑「広告」とは「違和感」のことだ!みたいな偉そうなことを考えてみたり。


↑マツコデラックスで超爆笑した話だったり。


↑「才能について」と、このご時世の「就職」についての考察だったり。
そんなことを書いてます!(笑)

「ネタ帳」、持ってない人は作ることをオススメです!

拍手[4回]

PR
2010.01.06 Wed
今日は「100コマの法則」を尾田栄一郎の『ワンピース』で検証してみたよ!
※「100コマの法則」の概要については一個前の記事で。



検証の仕方は、『ワンピース』全56巻を対象に、1話ごとに何コマあるか数えてみる。
そんで1巻ごとの平均コマ数、総合コマ数を出した後、全56巻551話中の平均コマ数を割り出すという流れ。


なんと総コマ数5万1902コマ
あー、しんどかった(笑)


そして肝心の平均コマ数は、結局100コマいったか、いってないかというと…
全巻通して約94コマでした。
100コマいってません(笑)

ワンピースのコマ数が100コマ越えだすのは、31巻くらいから。
話数が増すほどコマ数が増える傾向にありました。
でも、ワンピースは最初の頃の話のほうがずっと心を打ったじゃないか、という意見のあなた!まだ失望しないで!
最初の頃のコマ数は確かに90コマに満たないんです。
とは言え、局所的に100コマ越えした部分が重要なんですよ。


例えば、7巻のサンジ編。

この章で唯一100コマ越えを記録したのが、赫足のゼフが餓えをしのぐために自分の足を食った話。115コマ。

9巻のナミ編。

ここでも唯一100コマ越えしたのが、ベルメールさんがアーロンに殺された話。114コマ。

確かに読者の心を揺さぶる話は、ちゃんと100コマ越えしてるんですよ!
僕が思うに、ただ全部が全部100コマ越えするより、本当に見せたい話、感動してほしい話だけ、自然と100コマを越えて、他の話との差別化がはかられたんじゃないかと!

ワンピースは特に、過去編の話がほぼ100コマ越えを記録しました。
確かに過去編は心に染みいる話じゃありませんか?

やっぱり「100コマ越え=読者の心を揺さぶる」っていう方式は成立すると思います。
大切なのは、情報量。これです。

後、特にコマ数が多かった話は、
メリー号とのお別れの話“降りそそぐ追想の淡雪”が149コマ。
ロビンが「生ぎたい…!!」って言った“宣戦布告”が143コマ。
ノーランドとカルガラが生け贄を巡って衝突した“望月”が139コマ。

ブルックがラブーンと別れ、船長が病に倒れる“あの唄”が最大149コマを記録しました。

ついでに56巻中、もっともコマ数が多かったのは41巻の1233コマ。


もっとも平均コマ数が大きかったのが、50巻の115,4コマでした。




他の短期打ち切り漫画と較べてみようと思って、『ダブルアーツ』と『斬』調べたんだけど、両方1巻だけだとワンピースよりコマ数多いんだよねぇ…。
それよりもっと別な問題点がいっぱい見えてきたりして。
やっぱり1巻だけだとデータが少ないんで、もっとしっかり調べてからまたここの記事に書こうと思ってます!

じゃあ今日はここまで!

拍手[1回]

2010.01.03 Sun
今日の日記は「100コマの法則」について!

「100コマの法則」っていうのは、元ジャンプ編集長の堀江信彦さんが語る「メガヒットを狙える、面白い漫画の法則」なんだ。これがめっちゃくちゃ面白い!


↑堀江信彦さん


過去に週刊少年マガジンの売れゆきがどんどん落ちこんでいったときに、当時マガジンの編集長だった五十嵐さんが堀江さんのとこに「どうやったら売れゆきを伸ばすことができますか?」って相談しに来たんだって。
そのときに堀江さんが「今のマガジンに掲載してる漫画の、“コマ数”を数えてみろ」ってアドバイスしたんだ。

そこで実際数えてみたら、掲載漫画の20ページ中(1話分)の平均コマ数が60コマを切っていた。
見開きとか、大ゴマとか使っちゃうと、なかなかコマ数(情報量)が増えない。
でもコマ数がないと、感情が動かない。
60コマとか50コマでも、話は追えるし何やってるか分かるんだけど、読者が“感情を揺さぶる”とまでには至らない。
感情を揺さぶるためには少なくとも「100コマ」が必要ってんで、慌てて編集部が漫画家たちにでっかいネーム用紙配ってコマ数を増やさせたところ、マガジンの売れゆきが上昇!
五十嵐さんはその功労が認められ、編集長から講談社の取締役社長になっちゃったという話。


堀江さんいわく、漫画で読者の感情を揺さぶるために必要な、その情報の臨界量が「100コマ」。“感動した”とか“面白い”と感じさせるためには、最低でも20ページ中に「100コマ」以上の情報量が必要ということ。


後にジャンプの現編集長も売れゆき低迷で堀江さんとこに相談しに来たときも、同じようにコマ数を数えさせたら…
『ハンターハンター』123コマあったんだって!(笑)
面白いはずだよね!

この法則でジャンプ見たら面白いよ~!!
ジャンプって、人気の高い漫画順に前から掲載されてるんだけど(例外はあるよ)、もののみごとに前半は100コマ強弱で、後半は70コマ程度しかないんだよね!

ジャンプのトレジャー新人漫画賞だって、公式HPで見れるんだけど、確実に20ページ中100コマ以上のもの、情報量の多いものが選ばれてる!!


「20ページ中100コマ以上」ってのは、“面白い漫画”へのアプローチの一つとして、かなり有効な手立てだと思います!!
そしてこれは映画や小説みたいな、あらゆる“見せる媒体”においても使える!
ぜひぜひ作家になりたい人は試してみてください!

次回、尾田栄一郎の『ワンピース』でこの「100コマの法則」を検証してみたいと思います。


「100コマの法則」の詳細は岡田斗司夫さんのHPで、映像で見れるよ!

■■■


拍手[4回]

   HOME 
1  2  3  4 
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[11/27 アキヒロ]
[11/26 ば。]
[11/23 アキヒロ]
[11/04 ば。]
[10/23 アキヒロ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
アキヒロ
年齢:
36
性別:
男性
誕生日:
1988/10/07
職業:
芸大生
趣味:
漫画、映画、小説、音楽etc
自己紹介:
ほぼ2日おきに、面白かったこと、気づいたことをupしようと思います。調子に乗りすぎず、自重したブログ運営を目指します。
バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析
忍者ブログ [PR]