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アキヒロ目線のブログです。最近は何やら趣旨が曖昧です(笑)
2025.05.01 Thu
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2010.04.18 Sun
近頃は、おかげさまで充実した毎日を送れてます。

思えば、僕は小学生の頃は、親に「もっと遊びに行け!」と叱られるくらいインドアな少年で(今もインドアだけど...)、友達と遊ぶのが苦痛でしかたなかったなぁ。
それで親を心配させないために、無理やり遊びに行ったりして、我ながら自分を擦り減らすような少年時代だった(笑)

まーそれも、太宰治が『ヴィヨンの妻』で「苦痛を伴わない遊びはない」と言ってくれたおかげで、いくらか割り切れるようになったんだけど。
最近は好きなこともやらせてもらえて、幸せでアクティブな毎日です。

昨日、3/17には、高校の友達が社会人劇団に入ったというので、その舞台を見に行ってきた。
劇団「ソノノチ」による『ひとりごとの島』。
HPはコチラ

■■■

やっぱり、同期の頑張りには触発されるね!
僕も頑張らなくちゃ〜。


そして、最近天王寺で衝動買いしてしまった漫画はコチラ。


白井弓子の『WOMBS ウームズ』。

この漫画、何やらモノスゴイ。
異星を舞台にしたSF漫画なんだけど、設定がとんでもない。

その異星に住む謎の生物「ニーバス」は、妊娠している間、「テレポート能力」を持っているらしい。
そこで人類は、後続的にその異星にやってきた移民たち「セカンド」と戦うために、人間の女性の子宮に「ニーバス」の体細胞を移植し、戦地に食料や武器を転送するシステムを採用した。
妊婦だけで構成された「転送部隊ウームズ」。

お腹のおっきい女の人が、厳しい戦闘の訓練している姿は凄まじいものがある。
戦地に赴き、死んでいく妊婦たち。

う〜ん・・・恐ろしい。
それだけに、今後の展開に期待が高まります!

じゃあ今日はこのへんで!
またね〜。


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2010.04.15 Thu
僕は太宰治の『人間失格』が好きで、かねてから『人間失格』みたいな漫画読みたいなぁ〜と思ってた!
そしたら、見つけたよ。
福満しげゆきの『僕の小規模な失敗』!



すごい「文学的」な漫画だと思う。『人間失格』ほどの普遍性はないだけど。

ん?それにしても「文学的」って何だ?
僕もずっと「文学」って一体何のこと?と思ってたんだけど。
それはマツコデラックスが解決してくれたんだ(笑)

マツコが以前、『マツコの部屋』っていう看板番組もらった時に、「メディアのありかた」について語った回があった。
その時にマツコが「テレビで自分のトラウマ話したほうが、よっぽど誰かのためになるわ。それで救われたって人が出てくるかもしれないじゃない」って言ったんだ。
その瞬間、僕はテレビの前で「なるほど〜!!」と手を打ちあわせた!

「文学」っていうのは、マツコが言ったみたいに、「自分のトラウマを活字にブチまけただけの、ものすっご〜く情けないシロモノ」だと思う。
だけど、その「情けない話」や「失敗談」を聞くと、なぜだか気持ちが軽くなったり、「そういうことってあるある!」って共感したりする。
それが「文学」の本質なんじゃないかな?
前「BSアニメ夜話」で「『エヴァンゲリオン』は文学だ」って意見が出てたけど、その「文学」っていうのは、そういう意味だと思うなぁ。

『僕の小規模な失敗』も同じく、「自分のトラウマを漫画にブチまけただけの、情けないシロモノ」なんだ。
だけど、それが凄まじい!!
この漫画に描かれていることは、ほとんど作者の「自伝」なんだよね!
友達の女の子にストーカー呼ばわりされて精神病院に通ったり、ヤケになってホームレスと酒を飲んで記憶をなくしたり。
ロクなことがないんだけど、それが作者の心の中から溢れ出してるんだよ!
だから見て!もう最後のほうになると、コマ数が異常なくらい増えてる!
9ページ

142ページ
もう感情が溢れ出してるよね!

そんで、この漫画の「あとがき」がまたスゴイんだ!
「当の僕は現在どうなってるのかと言うと、コンビニでバイトしております。・・・(中略)いい歳して・・・これから僕はどうなるのでしょう。」
命がけだよ!
この人、自分にそれほど大衆を「共感させる」ほどの才能がないことを分かってて、社会不適合者だということも重々承知で、明日が来るのにビクビクしながら生きてるんだよ!
ある意味、「あとがき」で一番感動した!

今はまだ、「漫画」はトリッキーな面白さでしかないかもしれないけど、僕はこんな面白い漫画が今後どんどん出てくることに期待します。

というところで、今日はおしまい!
じゃあまたね^^

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2010.04.13 Tue
3/11(日)に、友達とtwitterで22時から「twitterマンガ夜話」をしてみたよ!
語るマンガは、映画化もされて、何かと注目の『ソラニン』。

正直、ツイートしてる時は「これ失敗だったな〜」と思ったけど、編集してみたら「これは絶対ブログに上げなきゃダメだ!」ってくらい面白くなった(笑)
やっぱり、「人に見せる」ならここまでやらないとダメだね。

進行は「akimono(僕)」と「daian_tanaka」さんとの対談形式。
以降「a:」は僕の発言。「d:」は「daian_tanaka」の発言とします。
補足説明と、画像も追加して編集してるので、より楽しめるようにしてみました!

***始まり***
a:さあ。じゃあ第一回twitterマンガ夜話始めようか!

d:よろしくお願いします。

***登場人物紹介***
a:じゃあまず、『ソラニン』ってどんな漫画かな?

a:種田成男(タネダナルオ)っていうミュージシャンを目指してる男と、その彼女(ほとんどヒモ)の井上芽衣子(イノウエメイコ)の付き合っていく話だよね。

d:ものすごく掻い摘めばそうなるね(笑)

a:種田は歌で一発あてる夢を追い続けていて、サラリーマンになって生活することに妥協できない。

a:一方、芽衣子のほうは、別に「やりたいこと」もないくせに、「将来の希望が感じられない」っていう理由で会社をやめちゃうんだ。

a:これって、種田っていう「芸術家」と、芽衣子っていう「パトロン(ヒモ)」って形に言い換えられないかな?「会社」と「株主」って言ってもいいよ。
(ミュージシャンを目指す「芸術家」種田と、それに夢を載せて投資する「パトロン」芽衣子)

a:そして、僕ら芸大生とか美大生って、どっちかっていうと「種田」っていう「芸術家」のほうに感情移入しちゃう。「夢を追って生きること」が「美徳」だからね。

a:そして種田は途中で気づいちゃうんだ。「プロになること」=「幸せになること」じゃないって。それが1巻の最後のほうだね。
(種田は『ソラニン』という曲が入ったデモCDをレコード会社に送ってみた。すると、レコード会社から声はかかったものの、それは種田ら自身「ミュージシャン」としてではなく、売り出し中のグラビアアイドルのバックバンドとして、だった)

a:これは種田にとって重大な事件だよ。今までは「プロ」=「人気があって、かっこいいし、当然幸せ」ってことだと思ってた。だけど現実は違って、それに絶望しちゃうんだ。

a:1巻の終わりに、種田が「俺は、幸せだ」って言うんだけど、その後大声出して泣いてるよね。それが「絶望」した瞬間だと思うんだよ。

a:こういう種田みたいな人って芸大に多いよね?tanakaもそうじゃない?

d:確かに芸大生には夢見がちな人が結構おるな。実際年を重ねるごとにだんだん現実が見えてきて、焦りや絶望に近い感情を抱く。

a:そうそう。芸大生は皆最初「種田」なんだよね。絵で食って行こうとか、歌で食って行こうとか、プロを目指してるんだけど、現状でゆる〜くやっていくほうが落ち着いちゃうよね。

***時代から見る『ソラニン』***
a:でも、この作品が流行ったってことは、やっぱり時代性も感じずにはいられない。今の時代、こういう「種田みたいな人」、あるいは「芽衣子みたいな人」って多いのかなぁ?

d:現実を見ているつもりでもどこかで夢を捨てきれん。それで中途半端にフラフラしてしまう。こういう傾向があるな。

a:なるほど。「種田」も多いし、「芽衣子」も多いよね。僕の友達の女の子に、まさに「芽衣子」みたいな子がいてさ。バンド組んでる彼氏に投資するんだよ。まさに彼氏に「自分の夢を載せてる」んだよね。

a:でも、この『ソラニン』の変なところはさ。2巻になると、その「パトロン」の芽衣子がバンド組んじゃうじゃん?それっておかしいよね(笑)

a:「芸術家」がいなくなったからって、その「パトロン」が「芸術家」の代わりに絵描いたり、歌うたったりするんだよ?そのへんはファンとしてどうなの?

d:芽衣子はバンドを続する理由として、種田が居たことを証明するためみたいに描いてるシーンがあるけど、結局バンドの活動続けやんしな(笑)

a:でも、それが芽衣子のライフラインになったわけじゃないからいいのか。結局、芽衣子も社員勤めしだしたしね。

***『ソラニン』のテクニック&小ネタ***
a:僕、すごいと思ったのはさ。86ページの3コマ目で女の子の手首が映るでしょ。それにリスカの痕が付いてるんだよね。これでこの女の子がどういう人生おくってきたのかが、一発で分かるよね。

d:あの一コマでキャラの説明が終わってる感じやね。

a:後さ、21ページの窓辺にひっかかった風船って、15ページにウサギの着ぐるみ着た人が手放した風船なんだよね。この細かい伏線の張り方は、めちゃくちゃうまいよなぁ〜

a:それに時々はさまれる小ネタが面白いよね。30ページの1コマ目の左側のセクハラおやじ。190ページの4コマ目にも倍になって登場してるんだよね。

d: それどころか浅野いにおの他作品に登場するキャラもいるよ。

***タイトルの意味とキャラクターの象徴***
a:それにしても『ソラニン』ってタイトル、めちゃくちゃオシャレだよね。じゃがいもの芽の毒のことなんだけど。「芽衣子の毒」って意味もあるのかなぁ?

d:ソラニンっていうのはジャガイモが芽を生やす為に必要な成分なんやったけな。つまりそういうことなんだよ。

a:あ、そうなんだ。なるほど。つまり「種田の成長」には「芽衣子」が必要やったと、そういうわけか。

d:芽以子にとってのソラニンは種田と種田の死かな?

a:なるほどなぁ。それにしても2巻の133ページに出てきたのは種田少年だよね?(笑)

d:あれは種田少年でしょう。恐らくね!

a:この種田少年が出てきた理由が全然分かんないんだよなぁ・・・。なんでだろう?

d:あの少年は種田の時間が止まってしまったことを表現してるのかな?違うか。

a:確かに。「おねえちゃん歌えるの?すげぇ!」=「歌に対する憧れを持ってる少年」ってことやから、「あの時からの夢」をずっと持ち続けてきたってことの「象徴」と言えるなぁ。

***最後に***
a:じゃあ最後に一言。『ソラニン』は、夢を持ってるけど理想と現実との差異に戸惑っている人間たちの物語。「漫画家になりたい」とか「歌手になりたい」とか思っていて、実際にそんなチャンスが訪れても、そこにはまた別の「苦しみ」がある。そのなんとも言えない「苦しみ」を癒す漫画だよね。じゃあ、tanakaも最後にどうぞ。

d:ソラニンは最初から最後まで、夢にも現実にも上手く徹しきれない、そんな不器用な若者を描いた、超明快青春ラブストーリー。こんな感じでどうでしょう。

a:よし!いい感じでシマったところで、お開きやな!見てくれた人ホンマにありがとう!そしてtanakaもありがとう!また明日学校で会いましょう(笑)

ってな感じ。
やっぱりtwitterで「漫画を語る」っていう、たぶん世界初の試みが良かったよね。
今後もいろんな新しいことに挑戦していけたらなぁ、と思いました!

じゃあまたね!

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2010.04.01 Thu
こんばんは。
今日は、大学の友達に「アキヒロガタリ読んでるけど、あれはみんなも見るべきや」と言ってくれて(本気か冗談なのか分からないけど)、恥ずかしかったけど嬉しかったのです。
気をしきしめて頑張らなくちゃと思いました!

さて、今日で春休みもいよいよ終わりを迎え、春休み前に立てた目標の総決算をやりたいなと思います。

①「料理ノート」・・・これは「完全マスター」と意気込んでかかった目標だったんだけど、さすがにそこまでは行かず、「何かを作るという目的で材料を用意して、自分で調理し、盛りつけるまではできるようになった」程度かなぁ。
数種類の食材があって、ここから何かを生み出せ!的なことは、まだ1ステップ上の段階です。
そこで、もう思い切って「レシピ本」を買うことにしました。
最近、めちゃくちゃ大好きな料理研究家の人がいて、その人のレシピ本をさっそくアマゾンで注文(笑)
ここからは、「離陸編」だよ!
また料理作ったら、ブログに載せるね。

②「動物クロッキー」・・・これは前にも書いた「寺克のラクガキ」も合わせて、現在80枚くらいかな。
一年くらいデッサンだのクロッキーだの、絵の練習なんてやってなかったもんだから、イイ勉強になりました。
いや、それよりも今日は「なぜ僕が一年、絵の精進を怠っていたか」を話したほうがためになると思う。

ちょうど一年ほど前、僕は東京に行った時に、7&iの社長さん(たぶん)と話す機会があった。
その時、その社長さんに「芸大生は絵はうまいけど、それを使ってどう金を稼ぐか知らん」と言われたんです。
僕は「なるほど!」と思いました。
「じゃあ『どう金を稼ぐか』を知っていたら、絵はそんなにうまくなくてイイわけか」と思ったわけです。
今思うと、なんてヒネくれた考え方だ!と思ったりするんですけど、社長の意見にも一理あるわけで。
そんなこんなで、僕は三回生の間、「いかにしてヘタな絵でお金を稼ぐか」に意識を集中したわけです。
いや、この際ブッチャケると、当時は「絵がどんなにうまくなったって、それを使って何らかのお金を生みだすシステムを構築できなければムダだ!」くらいに思ってました。そうです、バカだったんです僕は。
そんな一年の暮らし方をして、結局仕事はいくばくか入ったものの、絵は全然進歩しておらず。
本当に何をしていたんだ僕は!と自分を呪いますよ。
ということで、芸大生のみなさん。絵は常に磨きをかけていきましょうね。

③「映画もいっぱい見て、小説もいっぱい読む」・・・これは完全に達成だと思う。
具体的な数字を決めてなかったんだけど、自分ではかなり満足です。
春休み中で、映画は26本。小説は9冊読みました。
でも、数は問題じゃないんです。「気づき」が重要なわけで。

というか、そもそも僕は「漫画、映画、小説、音楽、文化鑑賞が一番好き」だと思っていたんだけど、それすら大きな間違いであることに「気づい」たんです。
僕は一番好きな漫画は『ハンターハンター』とか『藤子・F・不二雄SF短編集』とかで。
一番好きな映画は『アクロス・ザ・ユニバース』と『カッコーの巣の上で』で。
一番好きな小説は『人間失格』と『玩具修理者』で。
一番好きな音楽は『アンパンマンのマーチ』で。

はて、とそこで僕は思った。
これらのどれかがあの「岡田斗司夫さん」に会った時の、衝撃と感動に勝るだろうか。
「吉良俊彦さん」に接している時の、圧倒感と吸引力に勝るだろうか。
「椎名林檎」に、「マツコデラックス」に、「寺田さん」に、「小澤さん」に、「鈴木さん」に・・・
そう、「人間」。
僕は「人間」と出会い、話すことに、一番心を打たれ、影響され、突き動かされる。
そういえば、僕が『人間失格』を好きなのも、作品を通して太宰治を見ていたわけです。その他の作品も、全部ひっくるめて。
ああ、僕は今度から履歴書の<趣味>の欄に「人間鑑賞」と書かなくちゃダメだなぁ〜と思いました(笑)
どんだけ人間好きなんだよ!

じゃあ今日はここまで!
学校が始まると、記事upが不定期になるかも!
だけど、なるべく頑張ります!ばいばい!

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2010.03.30 Tue
一時、ブログに全然ログインできない状態が続いてて、どうしよう!と思ってたんだけど、再び復旧。
良かった〜。
調子も良くなったところで、春休みも大詰め、「料理ノート」から。

ホットケーキ
豚キムチ
茶碗蒸し
八宝菜がけ堅焼きそば
カキフライ
豆腐のみそ汁とサラダ

そしてそして!
28日に、地元の和歌山城にお花見に行ってきたので・・・
アキヒロ特製弁当(笑)も作ったよ。
友達に食わしたら、「この濃くも薄くもない味・・・オカンや!オカンの味や!」と言われた。
「おいしい?」と聞いても、「ううん、オカンの味」とのこと。
マズくもおいしくもない味。
そんなアキヒロの弁当を食いながら、花見。

久しぶりに来た和歌山城の桜、美しきかな。

その後、和歌山の埠頭に行ってみた。
←この遥かなる道!わくわく。
なんとなくラブクラフトの『インスマスの街』を思い出す。

そしてついに海に出た!でっか〜い。
調子に乗った僕は・・・
「THIS IS IT!!!!」←元ネタ。
全然違うやーーん!!(汗)
その後、aikoの「ボーイフレンド」をテトラポッドの上で歌って帰りました。

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プロフィール
HN:
アキヒロ
年齢:
36
性別:
男性
誕生日:
1988/10/07
職業:
芸大生
趣味:
漫画、映画、小説、音楽etc
自己紹介:
ほぼ2日おきに、面白かったこと、気づいたことをupしようと思います。調子に乗りすぎず、自重したブログ運営を目指します。
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